仕事とキャリアパス

具体的にキャリアパスというものを示すのは、仕事の経験や自分の持っている技術をどうのばしていくか系統化したものです。経歴、経験、発展などの意味がキャリアという言葉にはありますが、職業能力という意味があるのが仕事におけるキャリアです。明確なキャリアパスによって高まる目的意識があれば、情熱をもって仕事に取り組むことができるでしょう。キャリアパスとは、一人一人が自分のためにつくるものです。同じように企業のほうも、これからの個人の進むべき道を考えながら、どんな仕事が合っているかを判断することができるのではないでしょうか。企業としてキャリアパスが明確である場合、それぞれの社員の今後のスタイルも分かります。ポジションはどんなことろで、どのようなスキルを身に付けて、どのようなスタイルで最終的に働くかということです。終身雇用制度が最近は崩壊しつつあり、転職する人も増えてきました。ずっと同じ企業の中にいてキャリアパスを描ける人はあまりいないかもしれません。自分のキャリアパスをどう設定するか、どんな転職をして仕事をするべきかを、個人が自分で決める必要が出てきています。単に転職をすることがキャリアパスではなく、資格の取得や昇進、転職に必要な勉強をすることもそれにあたります。もっと自分にとってやりがいのある仕事をすることが、キャリアパスをしっかりと築くことでできるようになります。